高齢者の掃除 思い出とのお別れの方法!

雑記

こんにちは、逆境☆マンです。

実家のマンションの室内リフォームが決まりました。

母のたっての希望で、実現まで約10年を要しました。

高齢者の掃除は容易ではない。

我々現役世代はこの事実に少しづつ向き合っていきましょう。

40年以上溜まった物の整理…

これはしんどい。

しんどすぎる。

実家には80歳近い両親のみ住んでいます。

兄弟は近くに住んでいますが、たまにはボンクラ長男としても役に立とう!

そう思い立って帰省の折、数日間両親と共に掃除をしました。

親の想い

私が4~5歳に引っ越して40年以上たつマンションには色々な思い出が詰まっています。

入居したその日にカーテンレールにぶら下がり、新居を壊し大目玉を食らったこと…

兄弟げんかをして廊下からサッカーボールを蹴り、リビングのガラスをバラバラにしてしまい、ガラス屋さんに泣きながら修理をお願いした事…

男三人兄弟と乱暴者の親父がめちゃくちゃにした実家。

家にたった一人の女性である母はリフォームの決定を心待ちにしていました。

高齢者が現実に整理する苦労

まず一つ一つ立ち止まってしまいます。

思い出を紐解く時間が長い!

仕方ない事です、長い年月家を守って下さった事実と苦労の歴史は話したい事だらけに決まっています。

自分も高齢者になったらそうなるだろうなーと思います。

なので一点一点会話に時間がかかります。

判断が出来ずらくなる

今使うものか?これから使うものなのか?どうしたいのか?

全ての判断が鈍くなってしまいます。

最終的にどうして良いのか分からなくなり作業の手が止まります。

捨てられない。

判断に迷ったらとりあえず取っておく選択になります。

さてこんな状況でどのように作業をすすめれば良いものか…

まず両親の想いは聞きましょう。

最初に話したいことは極力聞いて、それから作業方針を決めていきましょう。

ここを飛ばすと後から悔やまれる事があったり喧嘩の原因になります。

家族の判断軸を持ちましょう。

一年以上動いていないものは捨てる、又は保留。

すぐに使わないものは捨てる、又は保留。

こんな感じで良いかと思います。

後は保留が多くなりすぎたら、ちょっと時間をおいて再質問する時間を作りましょう。

肉親であったも一方的にシビアに対応しすぎると、やはりムカムカしてくるものでしょうし、こちらもそう心得ましょう。

想いは人それぞれ、考え方を柔軟にすれば整理、掃除の時間も自分の知らなかった思い出や歴史を知る空間になります。

楽しく思い出話に花を咲かせながら、時々合いの手を入れるくらいがちょうど良いのかなと感じました。

一般的な整理術のような確立されたやり方でなくても良いと私は思います。

育ててもらった感謝と相手を思いやる気持ちを持っていれば、何でも楽しい空間になるはず!

我々も何れは年を重ねて高齢者になります。

未来の自分にも想いを馳せながら、これからも困難に立ち向かおうと思った夏の一日でした。

父ちゃん、母ちゃん、育ててくれて有難うー!

長生きしてね。

ではでは

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