こんにちは、逆境⭐︎マンです。
もう暫く長いこと病気持ちとして暮らしてきました。
もとは鬱時を発症し、検査を重ねる上で双極性障害、適応障害、不安障害、心身症等の診断が積み重なってきました。
病状
最初に鬱を認識したのは、かれこれ20年近く昔になります。
社会への適合が上手くできなかった事、職場の環境、人間関係の歪み、職務の苛烈さ、長時間労働等
様々な事が複合して調子がおかしくなってきました。
夜眠れなくなり、集中力が落ち、注意散漫、食欲低下になりながら徐々に病状は悪化していきました。
当時の世の中は鬱やパーソナル障害等に対する認識は驚くほど低く、気合が足りない、甘えているの一言で済まされる時世でした。
決定的にまずい!と感じたのは、当時営業職として運転をしている際に視界の左側の感覚がなくなって運転するたびに脂汗がでてくる事でした。
不幸中の幸いでしたが、軽微な事故を繰り返すようになり、日々不安で身がちぎれそうでした。
周りに相談しても誰も回答出来ない状況だったので、自分でタウンページ等で探して心療内科を見つけました。
高齢の先生は、毎回難解なお話の後、薬を処方して下さいました。
当時は良いも悪いも判断軸が無いので、素直に服用していました。
すると、調子のよい時と悪い時の差がとてつもなく出てきたり、薬の量が通院するたびに増えていきました。
数年通い続けて色々知識も備わってきた頃に、辛くて先生に相談すると、ある日からガチギレられるようになりました。
結婚、住宅購入、出産も出来て我儘を言うんじゃない!
この言葉で、ああもしかしたら自分は誤った選択をしてきたのかな?
と更に悩みました。
確かに人生の大きなイベントを超える事は出来ましたが、状態はいつも綱渡りで、割れるような頭痛といつも死と隣り合わせの感覚で働いていて毎日が恐怖でしかありませんでした。
病院を変えようと決意し、また手探りでの日々が始まりました。
何件も捜し歩いた結果、総合病院の中のとある先生との出会いで少し道が開けた気がしました。
まず薬の量を見て、この量を服薬していると死んでしまいますよと。
後に産業医に薬の履歴を見てもらった時も同様の反応でした。
産業医のおじいさんは、あっっけらかんともう自殺していると思っていた。
とブラックユーモア全快の回答をかましてくれました。
逆に笑えたし、笑えるようになったんだなーとしみじみ思いました。
ここから薬を少しずつ減らし、様子をみながら種類を変化させていき体調は良くなってきました。
その後、前出の先生のお世話になった病院を紹介して頂き、現在に至ります。
その後職場の異動や環境の変化から、双極性障害の可能性もでてきました。
恐らく躁の状態で何とか現状を乗り切ったりしていたのでしょう。
素人にはそんな状況もわかる由もなくやはり不安はきえません。
再度自分を見つめ直す
お蔭で色々と人生を見つめ直すこともできました。
病気と向き合いながら共存しつつ治療していく事もです。
手放したくないもの、手放すべきもの、少しずつ自分というものが分かってきました。
不安はありますが、ようやく何も分からない暗闇の海から少し光が見えたように思います。
今悩んでいるあなたへ
様々な病気は健常な人には理解できません。
もちろん病気にかかっている人も自分の事でさえ分からないのに、人様の病状を完全に理解する事はできません。
先天的な事で悩まれている方やご家族もいらっしゃいます。
私もまだ道の途中です。
今悩んでいるあなたへ、人は生まれてきて存在するだけで尊いものです。
完治とか理想の人生とかは私もわかりませんが、あなたは存在するだけで尊いものです。
今の時代は治療の可能性も精度も格段に上がってきています。
諦めないで、自分を大切に想って下さい。
私も少しずつ前進します。
一緒に一歩ずつ進んでいきましょう!
ではでは
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