ビジネス 後輩に辞めたいと告げられた時 自分なり 誠意の回答 一例

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こんにちは、逆境☆マンです。

後輩の辞めたいという話

今日唐突に後輩から辞めたいと告白されました。

それも娘、息子のような歳の差の後輩に…

以前から予兆は感じていましたし、改善アドバイスのような事はしてきました。

しかし、もはや決意は固いようです。

10年15年前はこのように回答していました。

三年は続けて、あなたが先輩として何か1つでも未来の後輩に何かを伝えられたら考えてみたらどうかな?と。

仕事を変えても自分が変わらないとまた同じことの繰り返しになるよ。と…

今思う。

果たしてあの回答は正しかったのか?と。

自分の職場から退職者を出さないようなバイアスが自分に掛かってはいなかったか?と。

善人のポジショントークをしてはいなかったか?と。

勿論当時も相手の事と状況、現状の彼、彼女の立場を考え真剣に悩み抜いて回答していました。

ただこの年齢と俯瞰して状況を鑑みるに、果たして同じ回答で良いのかと思いました。

自分も転職活動をしてみて、世の中には環境を変えれば変わる事があるのでは?という新たな視点が加わった事が、今回の後輩への回答を違ったものにしました。

私は体調面から転職を一旦留まった身です。

完全なる自己都合です。

私の様な一度も転職をした経験の無いものが、まだ20歳代の若者の未来を安易な言葉で阻んではいけないと思いました。

転職が偉いとか生涯一社に勤める事が偉いとか、そういう次元の話ではないのです。

今回後輩は前回アドバイスした事もあり、上長に面談で環境改善の相談をしたそうです。

勿論それを直接見たわけではないので、双方の意見は分かりません。

上長の立場もあります。

しかし後輩の悩みの根源を上長がどのように対応したのかを聞いた時、結局何も受け取ってもらえなっかったと感じたそうです。

実際に現状も何も変わらない。

客観的に見て、後輩の発言は我儘でもなんでもないと思います。

未来の組織の為にも理に適った事を言っています。

そこまでやりきった後輩に言って上げられる事は、とにかく自分が不利にならない転職をする事。

感情で突発的に辞めるのではなく、自分なりの次の未来を計画してやめる事。

これしか言って上げられませんでした。

自分次第で市場価値はいくらでもあげられます。

まだ時間的にも人的価値は高い。

そう思います。

過去の自分にもそう投げかけてあげたい言葉を送りました。

今後の結果はまだわかりませんが、未来ある若者が必要とされる環境で大いに活躍してくれることを祈るばかりです。

私、誰彼構わず辞めろ!辞めろ!とは言いませんよ(笑)

まだ今の組織にしがみついている、自分にも投げかけた言葉でした。

現状の私は今の組織に感謝もしていますけどね(笑)

人の進退に携わる時はいつになっても緊張します。

軽はずみな事は言えない。

ただただ誠意をもって回答をしています。

皆さんも相談や悩みを聞いた時、どんな気持ちで回答していますか?

いつどんな時も自分の意見は持っていたいものです。

こんな話が皆様のお役に立てれば何よりです。

ではでは

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